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勝機を零すな、掴み取れ

今日は転職活動後はじめての採用面接だった。前に書いたように、オンライン面接。結局、服装はスーツにした。部屋から一歩も出ず、直接誰に会うわけでもなく、ネクタイがっつり締めるっていうのもなかなかシュールだ。カメラ越しだし、だいぶ年季入って少し色褪せたいつものネクタイでも気にされんかなとも考思ったが、やっぱり開幕初戦だから気合を入れていきたい。今の俺に捨て試合などない、ということで、先月の誕生日に友人からプレゼントしてもらったネクタイを封切りすることにした。徳島の友達から貰ったもので、阿波正藍しじら織りの青いタイだ。「青は藍より出て藍より青し、氷は水これをなして水より寒し」意味は「生まれ持った資質は学問と努力によって高められる」。なかなか縁起のいい色じゃあないか。

いつもMacBookをいじる時は、ベッドを椅子代わりにして使っている。しかしこの状態でWEB面接すると、窓が背景になってモロ逆光になってしまい、ただでさえ陰気な顔が限界突破して暗くなってしまう。そこで、座り心地の悪い折り畳みの木製椅子をわざわざロフトから引っ張り出し、机の向きを白い壁側にセッティングしなおす羽目に。

面接官は二人だったが、話しやすい雰囲気で迎えてくれたのはありがたかった。言いたいことは大体言えたし、聞きたいことも聞けた。感触としてはむしろ良かったと言ってもいいが、こと採用面接に関してこの「感触」というのがどれほど当てにならないものかというのは、新卒時の就活で既に学んでいる。まぁ、これで落とされたとしても、それはそれで本当にただ縁がなかっただけだと思えるくらいのことは話せたので、悔いは残らない。

とにかく、合否は相手が決めること。1社に一喜一憂してる暇はないのだ。とりあえず、明後日のもう一社の面談に切り替えていくぞ。

ところで、今日キャリアサイトを見たら、応募してない企業からメッセージが届いていて「気になる」を押されていた。これはスカウトとまでは言わないが、稀にある企業側からのアプローチ機能だ。合格が約束されるものでは全然ないが、少なくとも履歴書や経歴書ベースでは求人側のニーズとある程度合致しているという目安にはなる。そもそも業界未経験の俺に、まともな企業がそんなもん送るわけないだろと、例の美人局センサーをビンビンさせながらその企業の案件を見てみたが、なるほど、エンジニアではなく企画営業職としての募集だった。グローバル展開中とあるので、海外向け営業の増員を図ってるってところか。だったらまぁ、俺の経歴書だけ見て声をかけちゃっても一概に馬鹿とは言えない。

ただまぁ、残念ながら俺の海外営業能力なんて皆無に等しい。お客さんどころか、シンガポールの現地法人社員と年中同じような内容で喧嘩して、ろくに言うことも聞いてもらったことがない。その程度の説得力。それに、あくまでもSEを目指してるんだ俺は。

しかし、求人要綱の最低年収が、前職時の最高年収より100万円ほど高いんだよな・・・。もっと言えば、今応募している求人の1.5倍くらい高い・・・。

いやいやいや、夢を金で売れるかっ。IT業界とはいえ、今ここで営業に戻ったら、それこそもう一生エンジニアに転職なんて無理だろ。

まぁ、でも、別に必ず受かるわけじゃないし・・・カードは多いに越したことはないし・・・とりあえず応募して話だけでも聞いてみようかしら・・・どーする?どーすんのよ俺!?(byオダギリジョー)

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