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棄てられない男

引越し業者からダンボールが届いたものの、いざとなるとどこから手をつけていいか分からん。引越しまでにもう使わないものから箱詰めすべきなんだろうが、そういうのって大体収納の奥底にあるし、今からそんなもん引っ張り出してたらただでさえ狭い部屋に俺の生活スペースが無くなってしまう。

まぁ荷造りは追々やっていくとして、引越し前に捨てたいものもある。特に粗大ゴミとして出さなきゃないのがカーペットと座椅子。どちらも自分で買ったものではなく、札幌時代に人から貰ったもの。物としては悪くないので気に入ってはいるものの、そもそも新居が狭いというのと、もう少し地面から離れたところで生活したいというのがあって今回を機にお別れを決意した。

今こうやって、床に座ってちゃぶ台にMac置いてカタカタ打っているのは、エンジニアを目指す三十路目前の男としてはちょっとダサい。というかそれ以前に、三十路前にして腰がヤバイ。こっちの方がガチ。

地べたから机の上へ生活レベルを上げる。これが当面の目標。

ともかく、粗大ゴミは勝手に捨てるわけにもいかんので、区のホームページから回収を予約しようとしたら、次回の回収可能日が8/18だった。

だめじゃん。もう和光市民になっとるわ。せめて退去日の2、3日後だったら、今のアパートの管理人さんにお願いしてどうこうしてもらえたかもしれないが、2週間もゴミを預けるのは流石に申し訳なさすぎる。

それじゃあ、たまに広告出してる民間の回収サービスに頼んでみるかと、ネットで調べてヒットしたところに電話をかけてみた。応対してくれたやる気のなさそうなお兄さんに、捨てたいものを伝えたところ、「2万から3万でイケると思いますよ」と言われた。

ハァーーー!?
そもそも下限の2万でさえ月までぶっ飛ぶ衝撃だというのに、3万までの1万の開きは何?「思いますよ」って何?そこまで取るんだったら確実にやってよ!こっちは見積もりとりたいんだよ!何も回答になってないよ!

頭の中でパニックになりながらも、「3万ですか・・・ちょっと考えます。ありがとうございます」と答えて静かに電話を切った(貧乏人だと思われたくないという、貧乏人特有の見栄)。考えるわけねーだろ。俺の2ヶ月分の食費だぞ。
(ちなみに区に回収してもらう場合の手数料は約1,600円である)

まぁ、別にこの業者が特別高いというわけでなく、ビジネスモデルの問題なんだと思う。トラック1台に積めば積めるほど割安になるという価格形態なんだろう。

ともかく困った。この家具は引越しまでに捨てる前提で、引越し業者には見積もりをとってしまっているし。しかし流石に2万も3万も払う気にはなれなかったので、やっぱり引越し業者に運んでもらって、引越し先の自治体で回収してもらった方が安くつくだろうと、申し訳ないがもう一度引越し業者に荷物追加を依頼することにした。

先ほどの回収業者とはうってかわって、親切丁寧なオペレータが対応してくれ、ものの1分もかからずに1,100円程の上乗せで対応可能と回答をくれた。優しい(涙)

そういうわけで、カーペットと座椅子とのお別れはしばしの間先延ばしとなりました。でもこれ、あると座りたくなるんだよなー。別れ際がルーズな男に一抹の不安。

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