• 雑な生き方を丁寧に記すブログ

XYZ

今更ながら、劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYESを観た。アマプラで。

なんやかんやで結局映画館で見れず、そのうち配信されるやろと思ったままずっとほったらかしだった。

冒頭では、新宿駅の伝言板がなくなっていたり、スマホが使われてたり、原作の舞台だった1980年代後半から時代が移り変わったことを示すようなシーンがある一方で、冴羽リョウ始め主要な登場人物たちは若かりし頃のままだ。サザエさん方式だな。まぁ、原作内で香が決めたリョウちゃんの生年月日は1959年3月26日なので、普通に歳取ってたら劇場公開時点で還暦になってしまうし・・・。

キャラは若かりし姿だが、声を聞くとなんとなく皆さん歳を召されたんだな・・・というのを感じる。特に香(伊倉一恵さん)とか・・・。しかし、TVアニメ版の声優陣がそのままというのはファンには嬉しい。

TVアニメの歴代のOPテーマ、EDテーマが各所に散りばめられていたのもすごく良かった。特に「STILL LOVE HER」(TM NETWORK)が流れるシーンとか最高。そしてエンディングの同じくTM NETWORKの「GET WILD」でしょう。これは外せない。後は鈴木聖美さんの「熱くなれたら」(シティーハンター3 ED)をどこかにねじ込んでくれてたら完璧だったんだけど・・・。

例えば、リョウちゃんがコルトパイソンをホルスターで携帯しているとか、細かい設定は基本的にアニメ版を踏襲しているんだけども(原作では基本的に裸のままズボンにぶっ刺してる)、しかし愛車のミニクーパーのナンバーに異変があった。原作ではリョウちゃんのミニクーパーのナンバーは「歌舞伎町69 あっ 19−19」である。アニメ版ではこれが不適切と判断されたのか知らんが、「32-98」(ミニクーパー)で統一されていた。だがこの劇場版では「新宿300 あ 19-19」という、若干マイルドに原作に寄せたものが採用されていた。だからなんだと思われるかもしれんが、ファン歓喜。

キャッツ・アイの来生三姉妹がゲスト出演するというのは、劇場公開された頃のネット記事で知ってしまっていたんだけれども、出てきた時は興奮した。まぁ、あくまでもシティーハンターなので、あまり物語に立ち入りすぎずというか、いい塩梅に距離を保った出演ではあったが、個人的にはキャッツ大好きだし、もうちょっと共闘してくれても良かったのになとは思う。ちなみに三姉妹の中で一番好きなのは愛ちゃん(三女)。ロリコンではない。

ラストの決着シーンは、やはり冴羽リョウと槇村香の二人でシティーハンターということを感じさせてくれてかっこ良かった。「エンジェル・ハート」も嫌いではないけど、リョウちゃんの相棒はやっぱ香よ。

というわけで、とても面白かった。またアニメシリーズ見返したくなっちゃったな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です