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Door in the face

先週の土曜、ひさびさに地下アイドル撮影会のバイトに行ってきた。ここ数か月は音沙汰がなかったので、いよいよ地獄の要員リストから外れたのかと高を括っていたのだが、全然そんなことなかった…。

初めに連絡が来たときは、横浜のスタジオに行ってくれないかという話だった。

笑止。

遠いわ!よくよく場所調べたら最寄駅で言えば鴨居だしよ…。何が悲しくて、時給1200円で働くために片道2時間かけて移動しなくちゃならないんだ…せっかくの土曜日に…。

さすがに付き合いきれんので、「夜に予定入ってるんで、ちょっときついですねぇ。都内だったらいけたかもしれないですけど…」なんてテキトーなこと言って断った。もちろん夜に予定などない。

そしたら、「じゃあ池袋のスタジオの方お願いします」と来た。ぐぬぅ。

都内もあったのかよ…。初めに無理な要求を突き付けて、後出しで本命の要求を飲ませる交渉術…譲歩的要請法ドアインザフェイス。やりおる…。

というわけで、まんまと池袋に出向く羽目になったこまちゃん。それでもまぁ、モデルさん3人だけだし、個人撮影だけで団体ないし、いつもに比べたら楽な現場だなぁ…

と思っていたのだが。

集合時間になっても、機材を持ってくるもう一人のスタッフが来ねえ…!そもそも10時撮影開始で9時半スタジオ開放というタイトなスケジュールなのに…。一応、連絡してみたら、どうやら初心者のタクシー運転手を捕まえてしまったらしく色々トラブっていたようだが…。

「先に会場準備しておいてくれませんか?」と返信されても、機材ないのに何もできないよ!君が持ってるんだよ!あまつさえ前払いのスタジオ使用料も君が持ってるんだよ…俺入れねえよ。

そうこうしているうちに、モデルさん1人来ちゃったし。とりあえず外で待っててもらうしかない。申し訳ねぇ…申し訳ねぇ…。32℃の炎天下でメイクするモデルとその隣で冷や汗をかく俺。

幸い、第一部のモデルさんは1人だけで、お客さんも三枠続けて予約している人だったので、若干ビハインドした分もスペアタイム間で調整しやすくて助かったが…ほんとに勘弁してほしい。

そんでもってスタジオが、ビルの五階(最上階)だったんだワ。エレベーターなし。ほんとに勘弁してほしい。

最上階の、木造の部屋なんで、熱が籠り方がはんぱない。エアコンもいまいち覇気がねぇし…。モデル様の機嫌を損ねないよう、撮影中もサーキュレータを持ってあっちらこっちら移動しまくるこまちゃんなのでした。恰好だけで言えば絶対モデルの方が涼しそうなのに…俺もランジェリーとかベビードールになりたい!

そんなこんなで稼いだはした金は、最近行きつけの居酒屋「カカポ」で使い、ママと常連さんに愚痴を聞いてもらった。店のことはまた別の機会に書くとして…。

それにしても、5階の昇り降りで患った右ふくらはぎの筋肉痛が未だに治らない。

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